ASM600
GDS-II・Gerber Translator

機能

  • MCM、ハイブリッド、マイクロウェーブ回路作成に最適
  • フル・メニュー・ドリブンによる簡単操作
  • 標準のGerber274D、274X、FIRE 9000 Autoplotフォーマットの出力
  • 256レイヤと5000頂点数 ( 1バウンダリにつき)を持つ拡張GDSIIのサポート
  • GerberからGDS-IIへの逆方向変換
  • GDS-IIビューア、Gerberビューアによる変換結果の検証

メニュー

GDSビューア

ASM 600のメインメニューにより、変換過程をステップ毎に進めることができます。ダイアログボックスのトップメニューから開始し、下へ順番に進みます。

コンフィギュレーション・メニュー

ASM 600は非常にパワフルですが、良く組織されたコンフィギュレーション・メニューによって簡単に構成を行うことができます。オプションは論理的で分かりやすくグループ分けされています。全てのGerberパラメータを、マウスのクリックだけで設定できます。またユーザーは、追加のクリックで変換オプションの選択を行うこともできます。ASM 600はあなたが設定したパラメータをコンフィギュレーション・ファイルに保存するので、次回以降プログラムを起動した時は、それらの設定をデフォルトとして使用することができます。

GDSビューア

ASM 600パッケージには、パワフルなGDS-II表示/プロットユーティリティが含まれています。GDSVUを使えば、GDS-IIファイルの内容を正確に見ることができます。レイヤやストラクチャを個別に表示したり、距離を素早く簡単に測定することができます。また、LaserJetやInkJetデバイスへのプロットでき、入力GDS-IIと出力Gerberの比較を行うことができます。

アドバンスト・フィリング・ルーチン

ASM 600は複雑なバウンダリのストロークにアドバンスト・マルチアパーチャー・フィリング・ルーチンを使用します。バウンダリの内部エッジには、形状を鮮明に表示するために小さいアパーチャーが使われ、内部広域にはファイルサイズを削減するために大きいアパーチャーが使われます。

パスからドローへ

ASM 600は、GDS-IIのパスへのフィルや、各パスを同じ幅のGerberアパーチャーへ割り当てることができます。トレース・モードを使うと、パスをパッドの連結に使用しているMCMやハイブリッド回路のために、非常に小さいファイルを得ることができます。

アドバンスト・レーザーのサポート

多くのマスクがフォトプロッタ・テクノロジーの限界を越えてきました。例えば、ここに示したリードフレームには何千ものフィンガーがあり、それらは2milまで先細りになっています。これに何千もの1milストロークでフィルを行おうとすると結果は巨大なGerberファイルになり、多くのフォトプロッターではメモリ不足により最終イメージまでプロットできないでしょう。それだけでなく、おそらく鮮明な解像度も要求できないでしょう。Cymbolic Science社のFIRE 9000やGerber Systems社のCrescent 40のような先進のフォトプロッターは、Gerberフォーマットのアウトラインだけを受け取り、ラスタライゼーション処理の間に領域内部へ高速にフィルを行うことができます。この利点は2つあります。まず、イメージをアウトラインで持つことで、ストロークを持ったGerberデータに比べてファイルサイズが約100分の1になります。次に、イメージは最も精密なプロッタ解像度でプロットされ、それは1/8milや1/16milほどの鮮明さに匹敵します。

開発元

Artwork Conversion Software, Inc.
417 Ingalls St. Santa Cruz, CA 95060, USA

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