ASM3500
GDS-II - DXF Translator

概要

ASM3500は、AutoCAD DXFデータとGDS-IIストリームデータ間の双方向変換を行います。

DXFとGDS-IIでは多くのデータベース・アーキテクチャが異なりますが、ASM3500は、他のPCベースの変換ソフトウェアには見られない特別なリンク・プリプロセッサ機能により、GDS-IIから要求される“閉じた”ラインやアークに対応しています。ECADシステムはしばしば、PCコンピュータではメモリやスピードの制限により対応できない大きな図面ファイルを扱います。私たちは、PCユーザーが、GDS-IIを変換する前にその構成やストラクチャを調べて、特定の部分を選択できるよう、機能を追加しました。

ASM3500は、2つのプログラムに分かれます:

  • AutoCADからGDS-IIへのトランスレータ(gxf2gds)
  • GDS-IIからAutoCADへのトランスレータ(gds2dxf)

機能

  • UNIX/Windows上で動作
  • データ・スケーリングとユニットの双方向転換
  • ラインからバウンダリへの変換(DXFtoGDS-II)
  • レイヤ・マッピング
  • レイヤ・フィルタリング
  • テキストフォント・マッピングとスケーリング
  • エラー・チェッキング(リンクされていないラインをエラーレイヤへ)
  • AutoCADレイヤとGDS-IIデータタイプのマッピング
  • AutoCADブロックとGDS-IIストラクチャのマッピング
  • 256レイヤまでのサポート
  • バウンダリ/パスにつき、4096までの頂点数のサポート

メインメニュー

メニュー・ボタンにより、変換のステップを簡単に進めることができます。

コンフィギュレーション・メニュー

ユニット、スケール、その他のパラメータを設定します。

GDSVU

GDSVUを使って、GDS-IIストリームデータの表示/プロットを行うことができます。GDSVUは、ASM3500のメイン・メニューから、簡単に起動することができます。

DXFからGDS-IIへのマッピング

< class="table-2" width="120">パス
DXF GDS-II コメント
ライン:
バウンダリでない
パス ラインが200以上の頂点を持っていると、エラーが発生します。(GDS-IIは、トレース定義ごとに最大200頂点までをサポート。)
アーク:
バウンダリでない
パス GDS-IIには、アーク・エンティティが無いため、アークはGDS.CFGファイル内のARCRESパラメータを用いて、ベクタに分割。
ラインとアーク バウンダリ 可能ならばラインとアークから閉じたバウンダリを形成。アークは、ARCRES解像度パラメータを用いて最初にベクタに分割され、リンクされます。
サークル バウンダリ ARCRESパラメータによって決定される解像度。
ポリライン パス,バウンダリ コンスタントな幅を持っていればパスに、持っていなければバウンダリに変換。
ハッチ 無視されます GDS-IIではサポートされていません
インサート SREF インサートは、10層までネスト化されます。
レイヤ レイヤ ユーザがレイヤ名に番号をつけたり、プログラムに自動的にさせることが可能。
Minsert AREF コメント無し
Point 無視されます コメント無し
ソリッド バウンダリ コメント無し
楕円 バウンダリ コメント無し
テキスト テキスト テキスト・サイズ、ミラーリング、ローテーションをサポート。Slant、width、フォント・データは、無視されます-- GDS-IIのFONTにマッピングされます。

プラットフォーム

  • Unix版 SunOS、Solaris、HPUX、AIX
  • Windows版 Windows 95/98/2000/NT/XP/7

開発元

Artwork Conversion Software, Inc.
417 Ingalls St. Santa Cruz, CA 95060, USA

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